器プロジェクト
概要
器プロジェクトは2015年にスタートしました。減少している和建築職人の「ホンモノ」志向の技術を発信することでマーケットを持続させるために結成し、大阪で組立式和室のプロトタイプ「器」を開発発表しました。2018年からは海外のマーケットも視野に入れ、モダンな建築デザインが特徴であり、かつ木工職人の技術が高度なドイツにも拠点を置きました。2020年には現地職人による"UTSUWA2.0"の試作を開発発表しました。2021年12月にプロジェクト初となる国際フォーラムを開催し、日本とドイツ双方の職人が意見交換しました。2022年は日本の和建築の技術とドイツのデザインや木工技術を掛け合わした"UTSUWA3.0"の開発に取り組み、展示や体験型イベントをドイツで実施しました。2024年にはUTSUWA3.0をバージョンアップし、作り手とエンドユーザーを繋げる取り組みへと繋げています。
▶ 公式サイト
Expo 2025 に向けて
EXPO 2025に参加し、「器」を国内外で発展させることを目指しています。
伝統的な建築技術と職人の技を継承する機会をつくり、発展させ、多様な市場を創造します。
ドイツとの国際協力
ドイツと共に国際フォーラムや器のイベントを開催。
職人同士のアイデア交換や共同の器プロジェクトを促進しています。
吉野町での取り組み
吉野町を器プロジェクトの現場と定め、ベルリンの職人と協力して器メンバーによるモデル改修プロジェクトに取り組みます。
沿革
2021年
器(UTSUWA)プロジェクト実行委員会 設立
2020年
UTSUWA project (Berlin) 発足
2015年
器プロジェクト(大阪) 発足
実績
2024年10月
器UTSUWA#オープンマンデー ~日本の空間と手仕事を楽しむ~ 開催
2024年2月
日独“器”談義UTSUWA-DANGI ~日独の職人さんに今を聞くオンライントーク~開催
2024年1月
「器 UTSUWA2024 木工技術オンラインライブイベント in 吉野 ~古民家再生プロジェクト ー その1~」開催
2023年2月
UTSUWA3.0 イベント報告会(大阪) 開催
2023年
吉野林業地を器プロジェクトの実証フィールドとして設定。地域リサーチとネットワーク整備。ベルリンの器メンバーとイベント開催(INSTALIVE、日独トークライブZoom)
2022年11月
”仕口”が繋ぐ日独職人の仕事展(Berlin) 開催 (⽇本万博博覧会記念基⾦助成⾦事業)
2022年8月
UTSUWA 3.0 開発
2022年6月
Readyfor クラウドファンディング 実施 成立
2021年12月
2021年10月
TEAM EXPO 2025 共創チャレンジ 採択
2021年7月
器(UTSUWA)プロジェクト実行委員会 設立
2020年
UTSUWA 2.0 開発
2015年
器 1.0 開発・展示
メディア
・2022年6月15日 PR TIMES プレスリリースが公開されました
・2022年6月16日 アキヤノリバニュース に掲載されました
・2022年11月9日 PR TIMES プレスリリースが公開されました