「聖徳太子巡礼の道」スタンプラリー

「聖徳太子巡礼の道」スタンプラリー実施概要


1.目的

聖徳太子1400年忌を祈念し、聖徳太子が上町台地と奈良斑鳩の往来や薨去されたのち、太子葬送の道を経て大阪府太子町の叡福寺に埋葬されるまでの道を大阪版「聖徳太子巡礼の道」として、聖徳太子巡礼の道に関わる主なエリア7カ所の主なスポットを巡るデジタルスタンプ方式により実施しました。


2. テーマ

聖徳太子が生きたアジアの中の日本、難波津から斑鳩の往来、そして磯長に眠る太子をしのぶ巡礼の道


3. ストーリー

6~7世紀、激動するアジアの国際情勢を見極め、わが国の国家的基礎を作った聖徳太子。1400年忌を契機に、国際港の難波津(四天王寺)から斑鳩(世界遺産・法隆寺)を往来し、磯長(叡福寺)に眠るまでの巡礼の道は、わが国古代史を代表する歴史資源である。その前史となる5~6世紀には、倭(わ)の五王時代の中百舌鳥・古市古墳群(世界遺産)や王権の宮が難波・河内・倭(大和)の一帯で営まれた。聖徳太子巡礼の道はこうした歴史ともつながって、壮大な歴史文化観光ルートを構想する。


4. 構成要素、主な資源・場面

① 古代難波津(国際港、迎賓館、官衙、工房他) 【スタートの地】

② 四天王寺(聖徳太子創建)

③ 八尾(丁未の乱・物部氏VS蘇我氏の戦い)

④ 亀の瀬(聖徳太子往来の大和川の浅瀬、大阪・奈良県境)

⑤ 法隆寺創建、斑鳩宮から難波、磯長への往還

⑥ 斑鳩、葦垣宮から大坂(穴虫峠)を通り磯長陵に至る葬送の道

⑦ 王陵の谷に眠る(叡福寺)【ゴールの地】


5.開催期間

令和4年4月1日~令和5年3月31日


6. 主 催

聖徳太子まち旅プロジェクト実行委員会

※画像(聖徳太子巡礼の道スタンプラリー冊子 表1,4 叡福寺)

   四天王寺の写真