大阪地域振興調査会セミナー2026
グローバル都市化における「よそ者」の移住と共存を考える
ー5,300年前の都市成立から変わらない現代都市の居住環境整備のあり方とはー
ー5,300年前の都市成立から変わらない現代都市の居住環境整備のあり方とはー
〇日 時: 2026年7月27日(月)午後6時30分~午後8時30分(受付 午後6時より)
〇場 所: グラングリーン大阪 北館4階 JAM BASEカンファレンス 4-1
〇参加費: 無料
〇主 催: (一財)大阪地域振興調査会
〇共 催: JUDI(都市環境デザイン会議)関西ブロック
〇後 援: 大阪府 大阪商工会議所 (一社)関西経済同友会 他
世界は今、都市への人口集中、グローバル都市化が進行し、都市居住の問題が噴出している。現代都市が抱える問題が、実は、人類初の都市が成立した5,300年前から根本的には変わっておらず、「よそ者」が都市の発展を支えると共に深刻な問題も引き起こしてきた。
本セミナーは、近年学術的成果の目覚ましい古代都市文明を起点に、国際化が避けられない大阪をケースにグローバルな視野から課題を探り、今後の都市計画や拠点開発のあり方について考える考古学者と都市計画専門家の対話の場となるよう企図した。
現在進められている海外企業や専門的高度人材の誘致と多様な移民受け入れによる居住環境整備は相互に関連しつつもその主体、制度がバラバラな状況にある。大阪が国際居住都市の先進モデルとなるようなまちづくりを推進する第一歩になれば幸いである。
(モデレータ)岡 絵理子 (JUDI関西 関西大学環境都市工学部建築学科教授)
1. 問題提起 「今、なぜ都市の原点を問うのか―最新のウルク遺跡を見て―」
吉野 国夫 ㈱ダン計画研究所 会長
2. 特別スピーチ 【Zoom】 メソポタミア文明の都市における「よそ者」の意義と役割
小泉 龍人 NPOメソポタミア考古学教育研究所(JIAEM) 代表
3. ディスカッション
キーノート: 仮「初期インダス文明における都市について」
小茄子川 歩 京都大学大学院 アジア・アフリカ地域研究研究科 特任准教授
パネラー:岡井 有佳 立命館大学理工学部教授
上記発言者
コメンテータ:大阪府戦略調整局 大阪公立大学 デベロッパー 都市計画専門家他
東京生れ。NPO メソポタミア考古学教育研究所(JIAEM)代表、明治大学研究・知財戦略機構客員研究員、早大、慶大、明大などで非常勤講師。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程終了。博士(文学)。1988 年よりシリア、エジプト、トルコ、イラク等で考古学研究調査。2015 年国立科学博物館特別展「ワイン展」学術協力。2018 年 NPO 法人立上げ、日本・イラクの若い世代への歴史教育を目的として活動。主著『ワインとビールの考古学』(同成社)、『都市の起源』(講談社)ほか。専門分野はメソポタミア考古学、比較都市論、実験考古学、古代ワイン。
1981 年宮城県生まれ。京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科・特任准教授デカン大学院大学考古学学科 Ph.D. 課程修了(Ph.D.)。日本学術振興会特別研究員 PD、人間文化研究機構総合人間文化研究推進センター研究員を経て、2022 年より現職。専門は文化人類学、南アジア考古学、比較考古学。著書『インダス文明の社会構造と都市の原理』(同成社)で、第 6 回日本南アジア学会賞受賞。共編著に『社会進化の比較考古学――都市・権力・国家』(雄山閣)、『考古学の黎明――最新研究で解き明かす人類史』(光文社新書)、共著に『NHK 3 か月でマスターする MOOK もっと深く知る古代文明』(NHK 出版)、共訳書にデヴィッド・ウェングロウ著『文明論――古代近東と西洋の未来』(以文社、近刊)。
京都府生まれ。京都府生まれ。立命館大学理工学部教授、専門分野は、都市計画、都市政策。建設省(現、国土交通省)入省。パリⅩ大学都市整備・地域開発高等専門研究課程修了、パリ・ラ・ヴィレット建築学校客員研究員、OECD(経済協力開発機構)、パリⅠ大学パンテオン-ソルボンヌ都市地理学研究所(CRIA)客員研究員を経て現職。著書:「フランスの広域行政組織~都市計画の権限における役割~」(田中宏編著『協働する地域』、晃洋書房)、「フランスの広域計画」(大西隆編著 『広域計画と地域の持続可能性』、学芸出版社)など
関西大学環境都市工学部建築学科教授。京都府立大学生活科学部で住まいについて学び、 大阪大学大学院環境工学専攻でまちをつくるすまいの研究をする。都市計画コンサルタント勤務、大阪大学大学院博士後期課程修了。博士(工学)。都市住宅学会関西支部の共同研究として、沿線まちづくり、タワーマンション研究などに取組んでいる。また、研究室として新しい住環境価値を見出すための社会実験に取り組んでいる。
大阪府生まれ。都市政策・都市づくりのシンクタンク、㈱ダン計画研究所代表を経て、現在会長。
(一財)大阪地域振興調査会常務理事。近年、イラク古代遺跡を訪問。